柴犬のわんこレポーター「ものづくりケンタロウ」がものづくりの現場を取材レポートする動画「わんダフル!ものづくりにいがた」の配信が始まった。
金属加工や地場産業の人材の育成を図るため、ものづくりの仕事を知らない若者にものづくりの仕事の魅力をもっと知ってもらおうと新潟県産業労働観光部職業能力開発課が企画・制作した。「地域産業を支えるものづくり人材育成プロジェクト」のプロモーション事業の一つで、「金属加工編」「地場産業編」の2種類があり、長さは各5分。
金属加工編では、宇宙、航空関連から、自動車、通信、医療分野など、さまざまな製品や部品を製造している企業を訪問。現場で働く若者たちに、ものづくりの魅力ややりがいについて聞く内容。
地場産業編では、金属洋食器、作業工具、木工製品、ニットなど、新潟県が誇る地場産業の企業をレポート。「ものづくりは技術的なことを求められる印象が強いが、会社に入ってから学ぶことがすごく多い。興味があれば、飛び込んでみるのも大事」という若者の生の声も収められている。
ものづくり男子、ものづくり女子たちが生き生きと働く様子をケンタロウが案内するほか、ラストシーンでは、ケンタロウが「人間っていいな。ものづくりって楽しそう」とつぶやいている。
この動画でものづくりの職種に興味を持った人が未経験でも正社員就職にチャレンジできるよう、新潟県立の職業訓練校であるテクノスクールなどで開催しているものづくり体験会や、ものづくり就活ゼミへの参加も呼び掛けている。