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新潟三越、2020年3月で閉店へ 赤字解消できず

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 新潟三越伊勢丹が経営する新潟三越(新潟市中央区西堀通)が2020年3月22日(予定)、閉店する。三越伊勢丹ホールディングスが3月26日、発表した。同日、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店の閉店も発表した。

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 新潟三越の歴史は1907(明治40)年、新潟市本町で創業した小林呉服店に始まる。1936(昭和11)年、小林百貨店と改称し、現在地に移転。店舗面積は2万596平方メートル。1980(昭和55)年、新潟三越百貨店へ社名変更。その後、三越伊勢丹ホールディングスの発足に伴い2010年、株式会社新潟伊勢丹と統合し新潟伊勢丹三越として営業してきた。ピーク時(1996年度)には売上高250億円まで拡大したものの、消費者の購買行動の変化や郊外型SCの台頭に伴う競合環境の激化などにより売り上げが低下。店舗運営の効率化などの取り組みを進めてきたが赤字解消には至っていない。従業員数は158人(2018年4月現在)で、同3月期の売上高は129億4,000万円。

 今後については、「新潟伊勢丹への営業力の統合・集約を通じ、店舗の魅力度を一層高めていく」という。

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