古町通7番町地区市街地再開発組合が開発を進める旧大和デパート跡地に建つ再開発ビルの名称が3月に「古町ルフル」に決まったのに続き、ロゴマークが決定した。
ロゴマークは、組合が最終候補の4案を提示し市民投票を参考に決定したという。建物のデザインモチーフは「櫓(やぐら)」。カラーは柳のグリーンと水のプルー、色の濃淡は柳都が刻む歴史を表現している。
古町通7番町地区を含む古町地区はかつて、ふるまちモール、新潟三越、大和新潟店、西堀ローサ地下街等の商業施設により新潟県下最大の繁華街だったが、沿道型大型店舗の出店等により既存商店街の集客力が低下し、2010年に核施設である大和新潟店が閉店、2020年3月には新潟三越の営業が終了する。
このことから、同地区では第一種市街地再開発事業を施行し、古くからの商業の中心であり公共交通の結節点である恵まれた立地環境を生かし、商業・業務施設が一体となった複合施設を整備することにより、古町地区の活性化を目指す。
古町ルフルは地上12階建の複合商業ビルを予定しており、新潟市役所の一部や商業テナントが入居する予定。来年3月の完成を目指している。