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AI味覚判定で好みの日本酒を提案 新潟駅に「日本酒観光案内バー」

日本酒10種類のブラインドテイスティングを通して12種の味覚タイプの中から利用者のタイプを判定する。

日本酒10種類のブラインドテイスティングを通して12種の味覚タイプの中から利用者のタイプを判定する。

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 AIによる味覚判定を通して日本酒や飲食店を提案する「日本酒観光案内バー(SAKE TOURIST INFORMATION BAR)」が2月14日、新潟駅構内「CoCoLo新潟西+」内にある「TABI BAR & CAFE/km-0 niigata lab」に期間限定でオープンした。

日本酒観光案内バーが設置される「TABI BAR & CAFE/km-0 niigata lab」

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 JR東日本とJR東日本スタートアップが新潟市やベンチャー企業と連携しながら、「AI×観光」をテーマに地域活性化を図る事業「JR東日本スタートアッププログラム」の一環としてオープンした。

 目玉は、AIによる味覚判定システム「YAMMY SAKE」を用いた日本酒のレコメンドシステム。銘柄などを伏せた日本酒10種類のブラインドテイスティングの後、スマートフォンでそれぞれの好みの度合いを5段階で評価すると、「Byun Byun」「Howa Howa」などユニークなオノマトペで表現される全12種の味覚タイプの中から利用者のタイプを判定。お薦めの新潟地酒や料理を表示する。

 AI味覚判定の利用者は自分の味覚タイプを示すロゴ入りおちょこを進呈されるほか、利用者限定のスタンプラリー企画「酒(しゅ)タンプラリー」にも参加でき、飲食店や酒店など市内16カ所の対象施設に足を運べば、おちょこ1杯の日本酒を無料で飲めるサービスも受けられる。ただし、飲食店ではメニューの注文が必要。

 味覚判定システムを開発したMIRAI SAKE COMPANY(東京都渋谷区)社長の山本祐也さんは「新潟は日本最多90の酒蔵を抱えながら、主要な銘柄以外は認知が進みづらい状況。利用者一人一人の好みに合わせた提案をすることで、未知の日本酒や店の人との新たな出会いを後押しできれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。AI味覚判定は、先着831人=1,500円、以降=2,000円。3月15日まで。

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