新潟市と新潟県粟島浦村を結ぶ航路便が昨年に続いて試験運用を始める。期間は5月25日~7月21日の土曜・日曜・祝日(6月16日は除く)。高速船「きらら」で、1時間28分で結ぶ。新潟は朱鷺メッセ前の発着で、1日1往復運航する。
今月17日付けで北陸信越運輸局が同航路の運航に必要な「インバウンド船旅振興制度」の事業実施計画を承認したもの。料金は大人(中学生以上)片道4,800円。乗船には事前予約が必要。
現在、粟島と新潟本土を結ぶのは岩船港(村上市)を発着するフェリーと高速船のみ。新潟~粟島間は1974(昭和49年)に廃止となっていたが、昨年、44年ぶりに社会実験として復活、運航は平日のみだった。今年は土曜・日曜・祝日にすることで、より多くの観光客に利用してもらうことを狙う。新潟市民や新幹線で新潟を訪れた首都圏からの観光客を呼び込むのが目的だ。